オステオパシーによる眼疾患治療の基本原理
大村 颯太

オステオパシーによる眼疾患治療の基本原理

はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。目の疲れは、眼科での評価が必要なケースもありますが、日常的な違和感が長引くときは、目だけでなく“目につながる身体の条件”を見直すことがヒントになる場合があります。今回はA.T.スティルの記述を手がかりに、オステオパシーが眼の問題をどう捉えていたかをまとめます。

オステオパシーの基本の問い:「神経と血液の供給は正常か?」

スティルが掲げる基本の問いはシンプルです。「神経と血液の供給は正常か?」。眼疾患を扱う際も、深層および表面的な影響に注目し、原因を徹底的に究明する必要があると述べています。

形態と機能を調べ、神経と血液の供給について理解することで、眼の運動・使用・栄養という全過程において、血液供給(行き)、排出(帰り)、神経力の問題を特定できる。ここに、症状名からではなく“条件”から組み立てる臨床推論の姿勢が見えます。

出発点は「心臓」:上へ向かって通り道を確認する

スティルは、検査の基礎・出発点として心臓を置きます。血液と神経の供給は、両者とも完全に調和して機能しなければならない。そうした前提のもと、心臓から上に向かって頸動脈、頸部、上部背骨を調べていく流れが示されています。

具体的には、環椎(アトラス)から第4胸椎あたりまでのすべての関節が正しい位置にあるかを確認すること、さらに上部肋骨・脊椎・鎖骨が正常な位置にあることも重要だと述べています。眼に対する血液の流れと神経の流れが適切に機能しているかを、全て確認する必要があるという考え方です。

「ほとんどは頸部と上背部に起因する」という重要な発見

スティルの印象的な発見として、眼の正常な状態からの変動のほとんどが、頸部と上背部に見られる病変に起因するという記述があります。そして、これらの部位を適切に調整することで容易に改善できると述べます。

涙液症(流涙症)、翼状片、眼瞼顆粒症、乱視、斜視、白内障など、さまざまな眼疾患に対してこのアプローチを適用するという主張は、現代の感覚では大胆に見えるかもしれません。一方で、スマホ姿勢や画面作業が日常化した現在、首と上背部に負担が集中しやすいことは多くの方が実感しているはずです。目の不調が首肩こりとセットで起こる背景には、こうした“条件”が重なっている可能性があります。

実践への考察:理解と触診の難しさ、そして学びの価値

眼の問題に対してオステオパシー的に働きかけられるというのは、一般的には想像しにくいアプローチです。実際、眼に対する血管の走行を理解し、触診で確かめることは簡単ではありません。スティルの記述を読むほど、頸部と上背部を丁寧に評価し、循環と神経の通り道を整える重要性を再確認します。

私自身も、眼科領域をすぐに臨床へ全面的に組み込むのは難しいと感じますが、少しずつ学びながら、さまざまな領域に対してポジティブに働きかけられるよう研鑽を続けていきたいと考えています。

おわりに

目の不調は、目だけで完結しないことがあります。神経と血液の供給という視点から、心臓から頸部・上背部へと通り道を確認し、条件を整える。スティルの記述は、こうした原因探索型の臨床推論を促します。当院でも、この考え方を大切にし、一人ひとりの身体が持つ自然な治癒力を最大限に引き出せるよう、丁寧な説明と施術を心がけています。休んでも戻らない目の疲れや、首肩こりとセットの不調でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

参考リンク

・Reserch and Practice

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ブログを書いたスタッフ

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大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・JEFPA認定足育アドバイザー ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・JEFPA certified foot care advisor ・developmental care advisor

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