皮膚症状とオステオパシー
大村 颯太

皮膚症状とオステオパシー

はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。ニキビや肌荒れ、顔の赤みが続くと、まずスキンケアや薬を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん皮膚への直接的なケアは大切です。ただ、なかなか安定しないときは「肌だけ」を頑張っても限界があることがあります。今回はA.T.スティルの記述を手がかりに、皮膚症状を“全身の条件”から捉える考え方をまとめます。

「皮膚への供給」が不十分なサインかもしれない

スティルは、若い男女に多いニキビなどの顔面の発疹について、皮膚への神経と血液の供給が不完全であることが背景にある、と述べています。これは「皮膚は表面だけで成り立っているのではなく、内側からの供給条件に左右される」という視点です。

皮膚は毎日、修復と再構築を繰り返しています。そのためには材料(栄養)と情報(神経系の働き)が届き、さらに不要になったものがきちんと回収される必要があります。供給が不十分だったり、循環が滞ったりすると、炎症が長引いたり、同じ場所で繰り返したりすることがあります。

顔と頭部の「浅筋膜」と体液循環

スティルは、顔面と頭部の浅筋膜における神経・血管、そして体液循環を良好にすることで症状が緩和し得ると述べています。浅筋膜は皮膚のすぐ下で広がり、表情筋の動きや頭部の組織とも連続しています。

この層が硬くなったり、循環が滞ったりすると、肌の赤みやむくみ感、ざらつきなどの「出方」に影響する可能性があります。ここを理解すると、皮膚症状を“顔だけ”ではなく、“顔につながる全身の条件”として見直す必要性が見えてきます。

首(環椎・軸椎)から整える理由:行きと帰りをそろえる

具体的な治療技術として、スティルは環椎・軸椎を含む頸部の骨を適切に調整することを挙げています。ポイントは、血液が脳へ送られるだけでなく、筋膜や皮膚にも送られることを重視する点です。

さらに重要なのが、静脈血の還流が完全に正常であること。つまり「行き(供給)」だけでなく、「帰り(排出)」もそろえる必要があります。供給は増えても排出が追いつかなければ、結果として不快感や不安定さが残ることがあります。

スティルは、首の骨と筋肉を調整した後に、頸部筋をほぐし、親指で滑らせるように揉みほぐす手順にも触れています。これは首周囲の緊張を下げ、循環の通り道を確保する意図として読むことができます。

現代では「生活条件」もセットで考える

一方で現代は、食事の偏り、睡眠不足、ストレス、スマホ姿勢など、皮膚が不安定になりやすい条件が揃っています。そのため、循環だけを整えれば必ず変わる、という単純な話ではないケースも多いでしょう。

だからこそ、治療を受ける側にも背景を説明し、日常の条件(睡眠、食事、姿勢)を一緒に整えていくことが重要になります。これは臨床応用のポイントとして、スティルの思想を現代に落とし込むうえで欠かせない部分だと感じます。

おわりに

皮膚症状は、皮膚だけの問題ではなく、血液・体液の循環、神経の働き、そして首や姿勢など“全身の条件”が重なって現れることがあります。当院でも、この考え方を大切にし、一人ひとりの身体が持つ自然な治癒力を最大限に引き出せるよう、丁寧な説明と施術を心がけています。繰り返す肌荒れやニキビでお困りの方は、全身のバランスから一緒に見直していきましょう。

参考リンク

・Reserch and Practiceより

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ブログを書いたスタッフ

大村 颯太

大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・JEFPA認定足育アドバイザー ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・JEFPA certified foot care advisor ・developmental care advisor

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