オステオパシー最新科学:陣痛とホルモンの関係、アルドステロンが経腟分娩のカギか
大村 颯太

オステオパシー最新科学:陣痛とホルモンの関係、アルドステロンが経腟分娩のカギか

はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。今回は、妊婦さんやこれから出産を考えている方にぜひ知っていただきたい最新の研究をご紹介します。自然な陣痛が始まったにもかかわらず、なぜ緊急帝王切開になることがあるのか?その背景には、身体が作り出す「ホルモン」のバランスが深く関わっている可能性が、最新の科学で明らかになってきました。この記事を読むと、身体の自然な働きを支えるホルモンの重要性が理解できます。

研究でわかったこと:帝王切開になった方のホルモンの特徴

この研究では、自然に陣痛が始まった健康な妊婦さん171名を対象に調査が行われました。そのうち、経腟分娩で出産された方と、緊急で帝王切開になった方の血液を比較しました。すると、緊急帝王切開になった方の血液中には、ある共通した特徴が見つかりました。それは、いくつかの重要なホルモンの濃度が、経腟分娩の方に比べて全体的に低かったことです。具体的には、ストレスに関わるコルチゾールや、妊娠を維持するプロゲステロン、副腎で作られるDHEAなど、多様なホルモンの値が低い傾向にありました。

特に重要なホルモンは「アルドステロン」

多くのホルモンの中でも、特に経腟分娩と強く関係していたのが「アルドステロン」というホルモンでした。アルドステロンは、主に体内の塩分と水分のバランスを調節する役割を持っています。詳細な分析の結果、このアルドステロンの濃度が低いほど、緊急帝王切開になるリスクが高まることがわかりました。逆に、アルドステロンの濃度がある一定の値(0.9 nmol/L)を超えている場合、経腟分娩が成功する可能性を88%の感度で予測できたのです。これは非常に強い関連性を示しています。

身体の自然なプロセスを支える力

この研究結果は、出産という身体の大きなイベントが、単一のホルモンではなく、複数のホルモンが織りなす精巧なバランスの上に成り立っていることを示唆しています。アルドステロンがなぜ分娩に影響するのか、その詳細なメカニズムはまだ研究途中ですが、このホルモンが子宮の収縮を助けたり、分娩時のストレスに対応する身体の準備に関わっている可能性が考えられます。つまり、身体が自然に出産を進めるための「土台作り」に、アルドステロンが重要な役割を果たしているかもしれないのです。

おわりに

この研究は、薬や人工的な介入に頼る前に、まず私たちの身体が本来持っている「自然の力」を、いかにして最大限に発揮できる環境を整えるかが重要であることを思い出させてくれます。オステオパシーの視点でも、身体全体のバランスと調和は健康の基盤です。妊婦さんの身体の状態も、骨格や筋膜のバランス、自律神経の状態など、多角的に整えていくことで、内側から湧き上がる自然な力がよりスムーズに働くようサポートできると考えています。

参考リンク

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41399662/

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ブログを書いたスタッフ

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大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・JEFPA認定足育アドバイザー ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・JEFPA certified foot care advisor ・developmental care advisor

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