膝の痛みと内臓の意外な関係:変形性膝関節症を全身から見る
大村 颯太

膝の痛みと内臓の意外な関係:変形性膝関節症を全身から見る

はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。変形性膝関節症の膝の痛みで悩んでいる方の中には、膝をマッサージしても、湿布や痛み止めを使っても、なかなか落ち着かないと感じる方がいます。今回は、膝だけでは見落とされやすい「循環」と「内臓」の視点から、膝の痛みを整理します。

膝の痛み・変形と血液循環(動脈・静脈排液)

1つ目のポイントは、変形性膝関節症の関節の変形や痛みが、血液循環と関係するという視点です。動脈の流れや静脈の排液が滞ると、関節周囲の組織に必要な栄養が届きにくくなったり、老廃物の回収が追いつきにくくなったりして、回復力が働きにくい状態になる可能性があります。

そのため、膝の痛みを考えるときは、局所のケアに加えて「血液循環を促す」という発想が重要になります。

内臓の状態が膝への血液供給に影響することがあります

2つ目のポイントは、内臓の状態が膝の血液循環に関係する可能性です。膝へ向かう血管は、腹部の内臓の下を通っていきます。内臓の動きが低下していたり、腹部の緊張が強かったりすると、この血液の通り道に影響が出て、膝への血液供給が十分でなくなる場合があります。

「膝を揉んでも変わらない」「膝だけを触っても痛みが残る」という方は、膝の外側に原因がある可能性も含めて、体全体を評価することが大切です。

オステオパシーの内臓アプローチ:腸と横隔膜を整える

3つ目のポイントは、オステオパシーにおける内臓オステオパシーという考え方です。例えば腸の動きを整えたり、内臓が付着している横隔膜の柔軟性を引き出したりすることで、循環が働きやすい状態を目指すことがあります。

内臓の動きが整うことで血液循環が促され、結果として膝の痛みが軽く感じられる可能性がある方もいらっしゃいます。医療的な断定はできませんが、膝の症状を全身のつながりの中で捉え直す視点は、次の手がかりになります。

おわりに

変形性膝関節症の膝の痛みや変形は、膝だけで起こるわけではなく、循環や内臓など体全体の状態が関連していることがあります。当院でも、この考え方を大切にし、一人ひとりの身体が持つ自然な治癒力を最大限に引き出せるよう、丁寧な説明と施術を心がけています。膝の痛みで悩んでいる方は、気軽にご相談ください。

参考リンク

特記事項なし

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ブログを書いたスタッフ

大村 颯太

大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・JEFPA認定足育アドバイザー ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・JEFPA certified foot care advisor ・developmental care advisor

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