オステオパシー網領
大村 颯太

オステオパシー網領

はじめに

こんにちは、京都オステオパシーセンター2Fの大村颯太です。あなたは「オステオパシーとは何か?」と聞かれたら、どう答えますか?実は、その答えは100年以上前の1910年に、創始者A.T. Stillが発表した「オステオパシーの綱領」の中に明確に示されています。この綱領には9つの原則が記されており、現代の私たちにも深く響くメッセージが詰まっています。今回は、この歴史的な文書から、オステオパシーの本質を探っていきます。

Stillが最も大切にした「身体の自然治癒力」

Stillが9つの原則の中で最も強調したのは、身体が本来持っている「自然治癒力」を最大限に引き出すことでした。彼は薬物を治療手段として用いることに明確に反対し、ワクチン接種や血清治療も否定しました。さらに、外科的治療は「最後の手段」として位置づけ、多くの不必要な手術はオステオパシー治療で回避できると主張しました。この考え方は、薬や手術に頼る前に、まず身体の構造を整えることで健康を取り戻すという、オステオパシーの根本的な哲学を表しています。Stillは、電気療法やX線照射などの補助療法にも頼らず、純粋にオステオパシー的手法だけを用いることを重視していました。

「解剖学的異常」こそが病気の原因

Stillは、病気の原因を「解剖学的異常とそれに続く生理学的不調和」として捉えました。つまり、身体の構造(骨格や筋肉など)に問題が生じると、それが身体の機能(血流や神経伝達など)に影響を与え、結果として症状が現れるという考え方です。この視点こそが、オステオパシーの独自性であり、他の治療法とは異なる点です。薬で症状を抑えるのではなく、身体の構造を整えることで、自然と機能が回復し、症状も改善していく。これがオステオパシーのアプローチの本質なのです。Stillは、オステオパシーを独立した完全な治療体系として位置づけ、あらゆる病状に適応可能であると考えていました。

Stillの懸念:「本質が薄れること」への警鐘

興味深いのは、Stillが1910年の時点で既にオステオパシーの立場を明確にする必要性を強く訴えていたことです。この綱領からは、彼は「時代の変化とともに他の治療法と混在し、オステオパシーの本質が希釈されること」を恐れていたのかもしれません。実際、現代のアメリカでは、オステオパシー医(DO)が手術や薬物療法を積極的に用いており、Stillの綱領から見れば、本来のオステオパシーとは異なる方向性に進んでいます。しかし、この綱領を知ることで、私たち施術者は「自分たちが何を提供しているのか」「オステオパシーの本質とは何か」を再確認できます。時代が変わっても、「身体の声を聴き、自然な治癒力を最大限に引き出す」という原点は変わらないのです。

おわりに

A.T. Stillの「オステオパシーの綱領」は、100年以上前に書かれたものですが、その内容は今も色褪せることなく、私たちに重要なメッセージを投げかけています。薬や手術に頼る前に、身体が本来持つ力を信じ、その力を最大限に引き出す。当院でも、この考え方を大切にし、一人ひとりの身体が持つ自然な治癒力を最大限に引き出せるよう、丁寧な説明と施術を心がけています。あなたの身体の声を聴き、根本的な健康を一緒に目指しましょう。

参考リンク

A.T. Still「Research and Practice」(1910年)に記載されたオステオパシーの綱領

#オステオパシー #根本改善 #自然治癒力 #身体のつながり #健康教育 #薬に頼らない #京都 #京都オステオパシーセンター2F #整体 #痛み #痺れ #姿勢 #自然な発育 #産前産後

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

⭐️当院のHPはこちら

ホーム

⭐️LINE(ご予約・ご相談は気軽にLINEからご連絡ください)

https://line.me/R/ti/p/@402rnrow

⭐️Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします!

https://www.youtube.com/channel/UCrEkbJXmaBilh2gXVAYbbCw

□お問合せ電話番号 (9-20時まで受付)

TEL:080-3850-1264

<アクセス>

〒604-8366 京都市中京区大宮七軒町466 2階

最寄駅:阪急大宮駅 徒歩3分

●営業時間9:00-20:00 (土曜休診 日祝も対応可能)

※当店は医療機関ではございません。自費での施術になります。

※改善には期間や個人差がございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブログを書いたスタッフ

大村 颯太

大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・JEFPA認定足育アドバイザー ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・JEFPA certified foot care advisor ・developmental care advisor

大村 颯太のブログ一覧