布団に入ると股関節の奥がじんわりつらくなる夜の痛みでお悩みの方は、変形性股関節症の方に多く見られます。
京都・中京区の京都オステオパシーセンター2Fでは、夜間の股関節痛を和らげる寝方や寝る前の工夫を提案しています。
理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、股関節に負担をかけない休み方とセルフケアの具体的な方法をご提供しています。
本記事では、夜間に股関節痛が強くなる背景と、寝る姿勢・呼吸・食事のタイミングなど今夜から試せる工夫を、研究エビデンスを交えてお伝えします。
📑 目次
股関節の夜の痛みを和らげる寝方と寝る前の工夫|京都・中京区のオステオパシー

夜になると股関節がうずいて眠りにくい方へ
昼間はまだ動けても、布団に入ると股関節の奥がじんわりつらくなる。そんなお悩みは、変形性股関節症の方から少なくありません。夜だけ痛みが目立つと、「悪くなってきたのでは」と不安になりますが、実際には寝る姿勢、日中の負担の残り方、眠りの浅さが重なってつらさが強く見えていることも多いです。ここでは、まず見直したい寝方と、寝る前にできる小さな工夫をお伝えします。
もし以下にひとつでも当てはまる方は、この記事を最後まで読んでみてください。
夜の股関節痛が目立ちやすい背景
夜の股関節痛は、関節そのものの問題だけで決まるわけではありません。日中にたまった負担が夜に出やすいこともありますし、じっとしている時間が長くなることでこわばりが強く見えることもあります。さらに、眠りが浅い状態は翌日の痛みを強めやすいことが知られていて、痛みと睡眠はお互いに影響し合います(Finan et al., 2013)。だからこそ、夜は「我慢してやり過ごす時間」ではなく、股関節が少しでも落ち着きやすい条件を整える時間にしていくことが大切です。
股関節を少し曲げて休むと楽になりやすい理由
まず見直したいのは、股関節を伸ばし切ったまま休もうとしていないか、という点です。臨床では、股関節を軽度屈曲位にしておくだけで夜のつらさが和らぎやすい方が少なくありません。股関節は伸展位で張りや圧迫感が強くなることがあり、少し曲げておくと関節まわりが落ち着きやすくなります。仰向けなら膝の下にクッションを入れる、横向きなら抱き枕やクッションを脚の間にはさむ。このくらいの工夫で、股関節が「いちばん何もしなくていい位置」に近づいて、夜中の寝返りも少し楽になることがあります。
ご自宅でできる夜の股関節セルフケア|呼吸と食事のタイミングを整える
夜の股関節痛が気になる時は、寝る直前まで頑張り続けるよりも、体を休むモードへ切り替えるほうがうまくいくことがあります。おすすめなのは、次の3つです。
- 1寝る前に体全体を軽くストレッチする。強く伸ばす必要はなく、呼吸が止まらない程度に首・背中・股関節まわりをゆるめるだけで十分です。
- 2鼻から吸って、口からゆっくり吐く呼吸を2〜5分ほど続ける。呼吸がゆっくりになると、体の力が抜けやすくなり、眠りに入りやすくなる方がいます。
- 3夕食や間食は、できれば就寝の3時間前までに済ませる。寝る直前に食べると内臓のほうが忙しくなり、股関節まわりのつらさが気になりやすい方もいます。
変形性股関節症では、無理のない運動を続けることが痛みや機能の改善につながるとされており(Teirlinck et al., 2023)、夜も「動かない」より「整えてから休む」という発想が役立つことがあります。
ただし、2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合、ご自身で続けることに不安がある場合は、無理に続けず専門家にご相談ください。背景に別の問題が隠れていることもあり、適切な評価のうえで方針を組み直したほうが回復が早いケースもあります。
2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合は、無理に続けず一度ご相談ください。LINEでお気軽にご相談いただけます。
夜の股関節痛が続く方は京都・中京区のオステオパシーへ
夜の痛みは、股関節そのものだけでなく、姿勢、日中の体の使い方、睡眠の質とも関係しています。クッションを入れても落ち着かない、少し工夫しても毎晩つらい、という場合は、股関節に負担が集まっている理由を体全体から見直したほうがよいことがあります。当院では、理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、股関節だけに絞らず全身のつながりを評価し、その方に合った休み方や日常での整え方まで一緒に整理しています。

参考文献
- Finan, P. H., Goodin, B. R., & Smith, M. T. (2013). The association of sleep and pain: An update and a path forward. The Journal of Pain, 14(12), 1539-1552. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24290442/
- Teirlinck, C. H., Luijsterburg, P. A. J., Dekker, J., Bohnen, A. M., Verhaar, J. A. N., Koopmanschap, M. A., Bierma-Zeinstra, S. M. A., & Runhaar, J. (2023). Effect of exercise therapy in patients with hip osteoarthritis: A systematic review and cumulative meta-analysis. Osteoarthritis and Cartilage Open, 5(2), 100356. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36817089/
よくあるご質問
Q. 夜に股関節が痛くて眠れないのですが、どのような寝方がおすすめですか?
A. 仰向けの場合は膝の下にクッションを入れ、横向きの場合は脚の間に抱き枕やクッションをはさむことで股関節を軽度曲げた状態にすると、関節まわりの張りが和らぎやすくなります。
Q. 寝る前にできるセルフケアはありますか?
A. 強く伸ばさない軽いストレッチ、鼻から吸って口からゆっくり吐く呼吸を2〜5分続けること、夕食は就寝3時間前までに済ませることが、体を休めモードに切り替えやすくします。
Q. 変形性股関節症の夜の痛みは、整体やオステオパシーで改善できますか?
A. 京都オステオパシーセンター2Fでは、股関節だけに注目せず全身の姿勢や体の使い方を評価し、夜間の痛みが楽になる休み方や日常の整え方をお伝えしています。2週間試して変化がない場合はご相談ください。
Q. 予約はどのように取ればよいですか?
A. LINEでのご相談が最もスムーズです。その後、WEB予約フォームまたはお電話でのご予約も承っております。
Q. 施術はどのくらいの頻度で通う必要がありますか?
A. 症状や状態により異なりますが、まずは一度ご来院いただき、大村颯太が評価したうえで個別の目安をお伝えします。
京都オステオパシーセンター2F
〒604-8366 京都府京都市中京区七軒町466
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