変形性股関節症で歩幅が広がる|京都・中京区のオステオパシー症例
大村 颯太

変形性股関節症で歩幅が広がる|京都・中京区のオステオパシー症例

歩くときの股関節の痛みや、歩きづらさにお悩みの方は少なくありません。

京都・中京区の京都オステオパシーセンター2Fでは、からだ全体のつながりに着目した自費の施術を行っています。

理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、研究も交えながらお伝えします。

今回は、長く股関節の痛みと歩きづらさを抱えた60代女性の一例をご紹介します。※変化のあらわれ方には個人差があります。

📑 目次

こんなお悩みの方へ

「歩き出しの一歩がつらい」「歩幅が狭くなってきた」「足が外に開く」「長い距離を歩きにくい」——股関節まわりには、こうしたお悩みが重なりやすいものです。今回は、からだ全体のつながりからみた一例と、そこで見られた変化についてお伝えします。

なぜ股関節の痛みと歩きづらさが起きるのか

股関節の変形性関節症は、関節の適合性や周囲の筋・筋膜、神経のはたらきなど、複数の要因が重なって痛みや動きにくさにつながると考えられています。とくに臼蓋形成不全(股関節の受け皿が浅い状態)があると、荷重が一部に集中しやすいと報告されています。歩行では股関節だけでなく、骨盤・背骨、呼吸に関わる胸郭のうごきも関係します。からだ全体を整える視点で、徒手的なアプローチと運動を組み合わせる方法は、痛みや動きやすさの変化に役立つ可能性が示されています(Hoeksma et al., 2004)。

今回の評価でわかったこと

60代女性・主婦の方の一例です。5年以上前から続く股関節の痛みで複数の施設に通うも変化が乏しく、次第に増していったとのことでした。両側の臼蓋形成不全と関節内の変化を指摘され、手術も提案されていた状態で、「ここを最後にしたい」との思いでご来院されました。初回は歩幅が狭く両足が外に開き、上体が左右にゆれる歩き方で、痛みも強い状態。股関節の内旋・曲げの動きに制限、関節まわりのむくみ、首や上部の背骨・胸郭のうごきの硬さ、みぞおち〜胸まわりの緊張がみられました。

当院で行ったアプローチ

神経系(硬膜)まわりのリリース、胸郭と横隔膜のうごきの調整、心臓をつつむ膜(心膜)まわりのリリース、股関節まわりの調整を、からだ全体のつながりに沿って段階的に行いました。あわせて、ご自宅でのやさしい運動を提案。約10回の来院を通じて経過をみています。施術の回数や間隔には個人差があります。

ビフォーアフター(動画と写真で見る変化)

▲ 施術前後の変化(動画)

施術を重ねる中で、歩幅が広がり、足の外への開きが狭まり、前へスムーズに進みやすい歩き方へと変化していきました。痛みは残るものの、当初は長く通うことに消極的だった方が、変化を実感して来院を続けています。※変化には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。

ご自宅でできるセルフケア

毎日のかんたんな運動は、変化を支える土台になります。即効を狙うものではなく、無理のない範囲で続けることが大切です。

  1. 1あお向けで片膝を両手でかかえ、股関節をゆっくり曲げ伸ばし(左右各10回)。
  2. 2横向きで上の脚をゆっくり持ち上げ、お尻の横を目覚めさせる(左右各10回)。
  3. 3いすに座り、鼻から息を吸って肋骨を横に広げ、口からゆっくり吐く深い呼吸(5回)。

痛みが強まる・しびれが出るなどの場合は中止し、医療機関にご相談ください。

ご自身の状態にあうケアが知りたい方は、LINEでお気軽にご相談いただけます。

研究からわかっていること

股関節の変形性関節症では、徒手的なアプローチや運動を用いる方法が、痛みや動きやすさの変化に役立つ可能性が報告されています。ある比較試験では、徒手的なアプローチが股関節の動きや痛みの面で良好な変化と関連したと報告されています(Hoeksma et al., 2004)。一方で、運動に徒手的アプローチを加えることの上乗せは限定的とする系統的レビューもあり、結果には幅があります(Runge et al., 2022)。いずれも結果を保証するものではなく、変化のあらわれ方には個人差があります。

股関節でお悩みの方は京都・中京区へ

京都オステオパシーセンター2Fでは、股関節や歩行のお悩みに対して、からだ全体のつながりからみた自費の施術を行っています。担当は大村颯太。今の状態やご希望をうかがいながら、できることをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

参考文献

よくあるご質問

Q. 何回くらいで変化を感じますか?

A. 個人差が大きく、回数や間隔は状態によって異なります。経過をみながらご提案します。

Q. 痛みが強くても受けられますか?

A. 状態にあわせて負担の少ない方法から始めます。強い痛みやしびれがある場合は、医療機関の受診もおすすめします。

Q. 手術をすすめられていますが相談できますか?

A. はい。今の状態やご希望をうかがいながら、からだ全体の視点でできることをご提案します。診断や手術の判断は医療機関で行われます。

Q. 自宅でのケアだけでも変化しますか?

A. セルフケアは土台として役立ちますが、あらわれ方には個人差があります。気になる点はご相談ください。

※本記事は個人の一例を紹介したもので、効果・変化には個人差があります。当院は医療機関ではなく、自費の施術を提供しています。

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執筆:大村颯太

理学療法士/健康科学修士/発達ケア・アドバイザー

ブログを書いたスタッフ

大村 颯太

大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・developmental care advisor

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