ぺたんこ座り(女の子座り)は大丈夫?子どもの座り方
大村 颯太

ぺたんこ座り(女の子座り)は大丈夫?子どもの座り方

お子さんの「ぺたんこ座り(W座り)」をやめさせるべきか悩んでいませんか?

京都・中京区の京都オステオパシーセンター2Fでは、お子さんの姿勢や発達を急がず丁寧に確認しながら、ご家庭での関わり方を一緒に考えます。

理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、W座りに関する最新の研究エビデンスと共に、無理なく座り方の選択肢を増やす方法をご提供しています。

本記事では、やめさせるべきかの判断基準や、家庭で今日から取り入れられる具体的な関わり方をわかりやすくお伝えします。

📑 目次

子どものぺたんこ座り(W座り)はやめさせるべき?|京都・中京区のオステオパシー

京都オステオパシーセンター2F 大村颯太

お子さんの「ぺたんこ座り」が気になる保護者の方へ

床で遊んでいるお子さんが、両脚を左右に開いてお尻をぺたん。いわゆる「女の子座り」「ぺたんこ座り」、専門的にはW座りと呼ばれる座り方です。当院でも「あれって、やめさせた方がいいですか?」と、保護者の方からよく聞かれます。正直に言うと、良い・悪いできれいに割り切れる話ではないんですよね。

もし以下にひとつでも当てはまる方は、この記事をぜひ最後まで読んでみてください。

子どもがぺたんこ座りをしやすいのには理由があります

まず知っておきたいのは、W座りは子どもにとって「楽な座り方」だということです。小さいうちは脚の骨が少し内側にねじれていることが多く、股関節も内向きに動きやすい状態です。W座りはちょうどその向きにはまるので、骨盤を立てて背すじを支える力がまだ育ちきっていない時期には、手を使わずに上半身を安定させられる、いわば理にかなった座り方なんです。

実際、3〜6歳ごろの多くのお子さんが、日常的にこの座り方をすると言われています。「うちの子だけ?」と心配される方もいますが、決して珍しいことではありません。床で集中して遊んでいるときほど、自然とこの形になっている、というご家庭も多いと思います。

「股関節に悪い」「すぐ矯正すべき」は本当でしょうか

ネットで調べると「股関節に悪い」「放っておくと変形する」といった情報が出てきて、不安になりますよね。ただ、近年の研究を見ていくと、受け止め方はだいぶ変わってきています。これまでの研究を整理したシステマティックレビューでは、W座りと股関節の発育性の異常(発育性股関節形成不全)との因果関係は認められず、座り方によって体幹の筋肉の使われ方が変わるという明確な根拠もない、と報告されています(W-Sitting Systematic Review, 2025)。子どもの股関節を専門に扱う国際股関節異形成インスティテュート(IHDI)も、W座りが発育中の股関節に害を与える証拠はないとし、内股のもとになる骨のねじれは99%の子で治療なしに自然に整っていくと説明しています。ですので、過度に心配して無理にやめさせなければいけない、ということは基本的にありません。

とはいえ、少しだけ気にかけておきたいサインもあります。たとえば「W座り以外をほとんどしない」「あぐらや横座りを強く嫌がる」「いつも同じ向きでばかり座る」といった場合は、座り方そのものより、背景に体幹を支える力の弱さや、筋肉のかたさ・柔らかさ、左右差が隠れていることがあります。転びやすい、運動の発達がゆっくりに感じる、痛みを訴える、といったことが重なるときは、座り方だけで判断せず、体全体のサインとして一度みてもらうと安心だと思います。

ご家庭でできること|「禁止」より座り方の選択肢を増やすセルフケア

ここからは、ご家庭で今日から取り入れやすい関わり方をお伝えします。目指すのは「W座りを禁止すること」ではなく、いろいろな姿勢を自然に経験できるようにしてあげること。見つけるたびに「ダメ」と言うと、子どもも大人も疲れてしまいますし、あまり良い記憶にもなりませんよね。

具体的には、遊びの中でいろいろな座り方を少しずつ混ぜていくのがおすすめです。

  • あぐら:股関節を外に開く感覚を覚えやすい座り方です
  • 長座(脚を前に伸ばす):体幹をまっすぐ支える練習になります
  • 横座り:左右どちらの向きも均等に使えると理想的です
  • 小さなイスや低い台に座る:足裏を床につけて座る経験になります

「こっちの座り方もできる?」と声をかけてみたり、低い台やバランスを使う外遊びの時間をつくったり。そのくらいのゆるい働きかけで十分だと思います。大切なのは一つの座り方を消すことではなく、選べる引き出しを増やしてあげることです。

ただし、2週間ほど続けても変化が乏しい場合、ご自身で続けることに不安がある場合は、無理に続けず専門家にご相談ください。背景に別の問題が隠れていることもあり、適切な評価のうえで方針を組み直したほうが回復が早いケースもあります。

2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合は、無理に続けず一度ご相談ください。LINEでお気軽にご相談いただけます。

京都オステオパシーセンター2F 大村颯太

お子さんの姿勢や発達が気になる方は京都・中京区のオステオパシーへ

ぺたんこ座りは、その多くが成長の途中で見られる自然な姿のひとつです。あわてて矯正するよりも、いろいろな動きを楽しめる環境を整えてあげることが、まずは大切だと考えています。ただ、左右差が強い・運動発達が気になる・痛みを伴うといった場合は、自己判断せず一度みてもらうと安心です。なお発達には個人差があり、本記事は一般的な情報提供としてお読みください。

当院では、お子さんの体の使い方や姿勢を、急がず丁寧に確認しながら、ご家庭での関わり方も一緒に考えていきます。気になることがあれば、京都・中京区のオステオパシーへお気軽にご相談ください。担当は、理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太です。

よくあるご質問

Q. W座りは股関節に悪いので、すぐに矯正すべきですか?

A. 近年の研究では、W座りと股関節の発育性異常との因果関係は認められておらず、過度に心配して無理にやめさせる必要は基本的にありません。ただし、W座り以外をほとんどしない、痛みを伴うなどのサインがある場合は、お気軽に京都オステオパシーセンター2Fへご相談ください。

Q. 子どもがいつも同じ向きでW座りをしてしまうのですが、問題ですか?

A. 同じ向きばかりのW座りが続く場合は、体幹を支える力の弱さや筋肉の左右差が隠れていることがあります。遊びの中で様々な座り方(あぐら、長座、横座りなど)を自然に取り入れてみて、改善しないようであれば一度ご相談いただくと安心です。

Q. 家庭でできる簡単な対策はありますか?

A. W座りを禁止するのではなく、あぐらや長座、横座り、小さなイスに座るなど、いろいろな姿勢を遊びの中で経験できるようにしてあげることが大切です。「こっちの座り方もできる?」と優しく声をかける程度の働きかけで十分です。

Q. 予約はどのようにすればいいですか?

A. LINEでのご予約が最もスムーズです。まずはLINEでお気軽にご相談いただくか、当院ウェブサイトの予約フォームをご利用ください。電話でも受け付けておりますので、お困りの際はお問い合わせください。

お身体のことでお悩みの方へ

まずはLINEからお気軽にご相談ください

💬 LINEで相談・予約する

✓ 24時間受付 ✓ 最短で枠が取れます

京都オステオパシーセンター2F

〒604-8366 京都府京都市中京区七軒町466

阪急大宮駅 徒歩3分

受付時間:9:00〜20:00(土曜休診/日祝対応可・最終受付20:00)

執筆:大村颯太

理学療法士/健康科学修士/発達ケア・アドバイザー

ブログを書いたスタッフ

大村 颯太

大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・developmental care advisor

大村 颯太のブログ一覧