体重1kg増で股関節に約3kgの負担|京都・中京区のオステオパシー
大村 颯太

体重1kg増で股関節に約3kgの負担|京都・中京区のオステオパシー

歩くたびに脚の付け根が重だるい、夕方になると股関節が気になる——そんなお悩みを抱える方は少なくありません。

京都・中京区の京都オステオパシーセンター2Fでは、体重と股関節負担の関係を数字で理解したうえで、立ち方・歩き方のくせから見直すサポートを行っています。

理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、体重1kgの増減が股関節に与える影響を研究データとともにお伝えし、ご自宅で取り組めるセルフケアをご提案します。

本記事では、歩行時に股関節にかかる力の実態と、日常生活で負担を減らす具体的な方法を解説します。

📑 目次

体重1kg増で股関節に約3kgの負担|京都・中京区のオステオパシー

京都オステオパシーセンター2F 大村颯太

歩くだけで股関節が重だるいと感じる方へ

「特別な運動をしたわけでもないのに、夕方になると脚の付け根が重い」「立ち仕事の日は股関節がだるくなる」——そんなお悩みをよく伺います。あまり知られていませんが、私たちが何気なく歩いたり立ったりしているときでさえ、股関節には体重そのものよりずっと大きな力がかかっています。ここでは、その負担と体重の関係を数字のイメージでご説明し、ご自宅でできる負担の減らし方まで一緒に見ていきます。

もし以下にひとつでも当てはまる方は、この記事をぜひ最後まで読んでみてください。

歩くときに股関節へかかる力は体重の約3倍

ふだん意識することはありませんが、歩行は股関節にとってなかなかの重労働です。人工股関節にセンサーを組み込み、関節にかかる力を実際に体の中で測定した研究では、時速4kmほどの歩行で体重のおよそ2.4倍、階段の上り下りではそれ以上の力が股関節にかかっていたと報告されています(Bergmann et al., 2016)。仮に体重が60kgの方であれば、ひと足ごとに140kgを超える力が関節に伝わっている計算になります。「ただ歩いているだけ」と思っていた動作が、関節にとっては想像以上の負担になっている、というわけです。

体重がわずかに増えるだけで股関節の負担が大きく変わる理由

ここで知っておきたいのが、体重の増減がそのまま関節の負担に「数倍」で跳ね返ってくるという点です。歩行時に体重の約3倍の力がかかるとすれば、体重が1kg増えるだけで、関節にかかる力はおよそ3kg増える計算になります。毎日何千歩も歩くことを考えると、この差は決して小さくありません。

💡
体重1kgの増減は、歩くたびに股関節へおよそ3kg分の負担の差になって表れます。小さな体重の変化が、関節にとっては大きな違いになるのです。

実際、体重(BMI)と変形性股関節症のリスクを調べた複数の研究をまとめたメタ解析では、BMIが5増えるごとに股関節OAのリスクが約11%高くなるという関係が示されています(Jiang et al., 2011)。「体重が増えると股関節に良くない」というのは、感覚だけの話ではなく、データの上でも確かめられつつあることなのですね。

ご自宅でできる股関節の負担を減らすセルフケア|立ち方・歩き方と体重管理

ここからは、すでに股関節の重だるさが気になっている方に向けて、ご自宅で続けやすい負担の減らし方をご紹介します。いきなり頑張りすぎる必要はありません。日々のくせを少し見直すだけでも、関節が一日に受ける負担は変わってきます。

まず意識したいのは、立つときの体重のかけ方です。信号待ちや家事の合間など、無意識に片脚へ体重を預けるくせがあると、その股関節にばかり負担が集中します。左右の脚に均等に体重をのせて立つことを、まずは思い出したときだけでも試してみてください。次に、歩くときは歩幅と姿勢です。背すじをゆるやかに伸ばし、いつもより少しだけ大きめの歩幅を意識すると、特定の場所へ力が集中しにくくなります。最後に、できる範囲での体重管理です。股関節に不調のある方を対象にした研究でも、体重を減らすほど症状がやわらぐという用量反応的な関係が報告されており、特に10%を超える減量で生活の質が大きく改善したとされています(Salis et al., 2025)。一気に落とす必要はなく、少しずつで十分です。

ただし、2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合、ご自身で続けることに不安がある場合は、無理に続けず専門家にご相談ください。背景に別の問題が隠れていることもあり、適切な評価のうえで方針を組み直したほうが回復が早いケースもあります。

2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合は、無理に続けず一度ご相談ください。LINEでお気軽にご相談いただけます。

股関節の負担が気になる方は京都・中京区のオステオパシーへ

股関節の重だるさや痛みは「年のせい」と片づけられがちですが、体重と体の使い方の両面から見直すことで、少しずつラクになっていく方は少なくありません。当院では、理学療法士・健康科学修士・発達ケア・アドバイザーの大村颯太が、お一人おひとりの立ち方・歩き方のくせや生活背景まで含めて状態を整理し、その方に合ったケアを一緒に考えていきます。「何から見直せばいいかわからない」という方も、まずは今の状態を確かめるところから始められます。京都・中京区で股関節の不調が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

京都オステオパシーセンター2F 大村颯太

参考文献

よくあるご質問

Q. 股関節の重だるさは体重を減らせば改善しますか?

A. 体重と股関節の負担には明確な関係があります。歩行時には体重の約3倍の力がかかるため、体重を減らすことで関節への負担を軽減できる可能性があります。ただし、体重管理だけに頼るのではなく、立ち方や歩き方のくせを整えることも大切です。

Q. セルフケアを試しても改善しない場合、どうすればよいですか?

A. 2週間ほど続けても変化が乏しい場合や、痛み・しびれが強くなる場合は、無理に続けず専門家にご相談ください。当院では、お一人おひとりの状態に合わせて評価し、適切なケアの方針を一緒に考えます。

Q. 京都オステオパシーセンター2Fへの予約方法を教えてください。

A. まずはLINE公式アカウントからお気軽にご連絡ください。その後、WEB予約、またはお電話でのご予約も承っております。初めての方でも安心してご相談いただけます。

Q. どのような方が股関節のケアを受けるべきですか?

A. 特に理由なく股関節が重だるい方、立ち仕事や歩行後に違和感を感じる方、体重増加が気になる方におすすめです。変形性股関節症のリスクを減らしたい方も、早めのケアが有効です。

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執筆:大村颯太

理学療法士/健康科学修士/発達ケア・アドバイザー

ブログを書いたスタッフ

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大村 颯太

〜薬に頼りすぎない人生を共に創る〜 理論に固執しすぎず、結果にこだわる柔軟な施術家を目指しています。 ・理学療法士 ・健康科学修士 ・発達ケア・アドバイザー ~Let's create a life together that doesn't rely too much on medication~ I aim to be a flexible therapist who focuses on results and doesn't get too hung up on theory. ・Physiotherapist ・Master of Health Science ・developmental care advisor

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